STAFF MTG社員座談会
オンライン会議の画面に、スーツ姿の男性2人が並んで笑顔で映っている。背景には健康関連ブランドのロゴが表示されている。

一度退社したからこそ確信できた、
「ここ」で働く意義と魅力的な環境

ネスレ ヘルスサイエンスには様々なバックグラウンドや価値観を持った社員が在籍しています。なかには一度退職して新たな環境でチャレンジしたうえで、再度ネスレ ヘルスサイエンスにカムバックした社員もいます。今回はそのようなキャリアを積んだお2人に、転職に至った理由や新たな環境での経験、カムバック時のお話を聞きました。

Profile 出席者プロフィール

短い黒髪の男性が笑顔で写っている、シンプルな背景の丸型プロフィール写真。
絹井 康久
営業推進部 ヘルスケアグループ
​​2004年​入社、​2018年末に退社、2020年に再入社し、現在に至る​

企業への睡眠プログラムの提案、有料老人ホームグループへの栄養補助食品の活用、クリニックへのサプリメント製品提案など幅広く営業活動を行う。また、新規プロジェクトに取り組み、栄養を通じて人々の健康と福祉の向上に寄与することを目指す。
眼鏡をかけた男性が笑顔で写っている、明るい背景の丸型プロフィール写真。
山下 誠治
営業統括部 第二支社 九州第三支店
2010年に入社、​2018年に退社、2022年に再入社し、現在に至る​

病院や介護施設に対し、経腸栄養剤・経口補助食品の提案や、栄養に関する情報提供・勉強会等を行う。医療従事者の皆さまに届けた製品や情報が、一人でも多くの栄養状態で悩む方に届くことをイメージしながら日々活動をしている。
異業種出身でも医療に貢献できる
眼鏡をかけた男性が2つの栄養製品を手に持っている

中田(司会) まず、ネスレ ヘルスサイエンスとの出会いについてお聞かせください。

絹井 私が新卒で就職したのはシステム系IT企業でした。当時の先輩が製薬会社に転職し、話を聞くうちに、医療業界に関心を持ちました。長いスパンで顧客に貢献できそうでしたし、健康や栄養の知識を深めて、自分の体も健康な状態でいたいと思ったからです。 ネスレ ヘルスサイエンスに入社後は、営業担当者として西日本を中心に様々な地域を担当しました。医療に対する知識や経験はなかったですが、入社時の研修や先輩、顧客から色々教えていただいたおかげで、日々新鮮な気持ちで営業活動ができました。

山下  私が新卒で就職したのは自動車ディーラーの営業です。当時はワークライフバランスが取りにくい環境であることに悩んでいました。そんな時、ネスレ ヘルスサイエンスとのご縁を得ることができました。 入社直後に感じていたことは、国家資格を持つプロを相手に提案活動を行うことのハードルの高さでした。しかし実際に営業活動をしてみると、私が提供する情報に対してお客様から感謝されることが多く、また人の命や健康に直接的に関わる分野で、相手の役に立つ情報提供ができるため、やりがいのある仕事だと感じました。

新たな挑戦をするために退職
展示棚の前に立つ男性が、栄養補助食品のボトルと小箱を手に持って笑顔で紹介している。背後には健康食品ブランドのロゴが見える。

中田(司会) お二人とも転職をご経験されているので、その時のことを教えていただけますか?

絹井 私生活において、働き方を変えることを検討する時期があったのがきっかけです。もともとスタートアップ企業に対する関心があったこともあり、私生活の変化に合わせて仕事でもチャレンジしてみたいと思い、転職を決めました。

山下 私は30代半ばのときに将来やキャリアを考えました。かねてより機能性表示食品やサプリメントの研究開発にも携わりたいと思っていたんです。そんな時、地元の健康食品会社に開発の募集があることを知り、挑戦したくて転職しました。

中田(司会) ネスレ ヘルスサイエンスへの復帰のきっかけや経緯について教えてください。

絹井 スタートアップ企業では、新規ビジネスの伸長から、資金調達まで多岐にわたる業務に関わることができる裁量を魅力に感じていましたが、理想と現実のギャップが大きかったです。そこで、ネスレ ヘルスサイエンスを退職した際の上司に相談したところ、人事につないでくれたのが復帰のきっかけです。当時の上司には退職後も、ときどき仕事やキャリアの相談をしていたんです。

山下 私は、転職して食品の開発に関わることができ、様々な経験ができました。しかし、社内調整業務がとにかく多くて。ユーザーの声を聞く機会がなかなか持てず日々の業務が「作業」になってしまっていました。そんな時、ネスレ ヘルスサイエンスのことを思い出したんです。

中田(司会) どのようなことを思い出したのですか?

山下 B to Bを行う企業でありながらも顧客の生の声を聞くことができ、自分のペースを考えて働くこともできる環境だったなと。そこで、当時の先輩社員に本格的にキャリアについて相談した結果、絹井さんと同じようにカムバックの話が進みました。

自分にとって働きやすい環境は“ここ”だった
屋外イベント会場のゴールゲート前で、男性が飲料を手に持ち、ピースサインをして立っている。周囲には参加者やコーンが並んでいる。

中田(司会) 実際にカムバックする際は、どのようなことを思いましたか?

絹井 正直、一度出て戻るからには、会社にさらに貢献しなければならないというプレッシャーが自分の中にはありましたね。

山下 私も同じですがそれに加えて、自分や家族のために頑張りたいという気持ちもありました。また、辞めた後もつながってくれていた同僚や当時の上司、所属長に、私が頑張っている姿を見てもらいたいという気持ちも強かったです。

中田(司会) ネスレ ヘルスサイエンスに戻ってきたときに感じたことや以前との変化はありましたか?

絹井 ここのカルチャーが「自分に合っている」と感じました。様々なバックグラウンドや専門性を持った多くのメンバーが所属していて、グローバルの知見を活かしたアイデアや、企画が活発に議論されています。そこが魅力の一つだと改めて実感しました。また、復職した際、すぐに会社の皆さんが温かく私を受け入れてくれたことがありがたかったですね。

山下 前職は出社が必須でしたので、直行直帰で柔軟に働くことができるネスレ ヘルスサイエンスの働き方の自由度の高さと、個人の裁量の大きさを改めて感じました。また、出戻ってきた私を皆さんが歓迎してくれたことが嬉しかったですし、安心しました。退職前との変化で驚いたのは、コロナ禍を経て、新たなデジタルツールや営業手法が確立されていたことです。変化に適応して、新しいことを導入する姿勢に自社ながら、感動しました。

絹井 あと、働きやすい環境の条件は人によって様々だと思いますが、私の場合、他社を経験したからこそ、ネスレ ヘルスサイエンスの良さに気付くことができました。会社としてチャレンジをし続けていて、失敗も受け入れる文化があるからこそ、今も積極的に自分の考えや希望を会社や周囲に伝えることができています。

山下 感謝されることが多い仕事であるのという点もこの会社の良いところですね。一度会社を離れたからこそ、この仕事は社会貢献性が高いということを改めて感じることができました。私にとって、医療従事者の方からいただく「ありがとう」は特別だということに気付いたんです。「患者さんを良くしたい」と思うお客様と同じ方向をみて、頑張れる仕事にまた戻ってくることができて良かったと思っています。

中田(司会) ネスレ 最後に、今後の抱負をお聞かせください。

絹井 私は現在、営業推進部に所属しており、病院や 施設が中心のビジネスとは別に新しい柱を作ることを目指しています。未開拓の領域やチャネルの開拓にもチャレンジすることで、会社の更なる成長に貢献したいと考えています。

山下 カムバックした経験や営業経験を活かし、社員のメンター的な役割も果たせればと思っています。特にこの仕事の営業は“人”が大切で、一緒に働く社員は会社の大切な財産だと思っています。自分自身、引き続き人材としての価値を高めるために、資格試験に挑戦するなどして努力を続け、周囲にも私の経験や思いを伝え、一緒に成長が出来るように活動をしていきたいですね。

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